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「環境ビジネスで働く人」にきく! 第6回
コンサルタント・研究員の仕事とは?
株式会社 早稲田環境研究所
神田 裕士さん
「環境ビジネスで働く人」にきく!第6回では、エネルギー・リサイクル分野を中心に、現場ニーズに立脚したモニタリング・評価をベースとしたコンサルティング事業を展開する“大学発”ベンチャー 株式会社早稲田環境研究所の神田裕士さんにお話を伺いました。
神田さん、お久しぶりです。入社二年目ながらGEP(Global Eco-business Platform)では講師を務められるなど、幅広い業務でご活躍される神田さんに、これから環境ビジネスへ就業を目指す方、特に学生を含めた若手の方々へのヒントになればと、ご経歴や現在の業務、また就職活動についてもお聞きしたいと思っています。よろしくお願い致します。
| 神田 裕士さん |
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| 2010年4月に株式会社早稲田環境研究所へ初の新卒として入社。省エネシステムの開発から環境法関連のセミナー講師など、幅広い業務を手掛けている。 |
Q.それではまず、学歴や専攻分野をお聞かせください。
大阪の出身で、工学系の大学・大学院で化学、特に物理化学を学びました。太陽エネルギーに関する研究室に所属し、化学的な手法で表面に凹凸をつけるという研究していました。
Q.非常に専門的な研究をなさっていたのですね。アカデミックな道や研究者を目指そうとは思わなかったのですか?
そうですね。大学4年まではアカデミックな研究者を目指していました。博士課程への進学も勧められていました。学業が優秀だったんですよ(笑)。周囲の友人は化学系メーカーなどに就職することが多かったです。
Q.研究者志望のところから、今の環境分野にシフトしたきっかけは?
元々は研究職を志望していましたが、イメージが当時の私には湧かなかったんです。研究は凄く楽しかったので、今なら別の選択肢もあるかもしれませんけどね。大学での研究テーマ柄、友人にも環境の分野に関心が高い人が多く、自ずと私も、地球の環境問題に対して興味を抱くようになりました。その中で仕事を通じて環境問題に貢献できたら良いな、と思うようになっていきました。
また、学生時代に大学発ベンチャーに関する調査でドイツの大学を訪問するなど、「大学の知を世の中に広める」ことに関心が強かったことも理由の一つです。
Q.環境job.netに登録される方の中にもラボワークが合わずに転職を考える、というケースがあるようです。では就職活動と今の会社に入社する経緯について教えてください。
実は就職活動はほとんどしていないんです。「変わり者」とよく言われたんですが、普通に企業に勤めるよりも、知人の会社に就職しようか等と考えており、なかなか就職活動をする気にならず、初めて就職活動のイベントに参加したのも、修士2年の4月でした。環境に携われる仕事はないか、と色々探していたところ、理系専門の求人サイトを通して、「株式会社早稲田環境研究所」を見つけ、大学発で面白そうな仕事をしているぞ、と興味を持ちました。以前の代表である創業者と話をしたところ、この人と仕事がしたいと思い、入社を決めました。新卒の募集は私が第1期生ですね。
Q.御社の業務、そして神田さんが担当されるお仕事についてお聞かせください。
廃棄物分野やLCA(Life Cycle Assessment)を活用したコンサルティングが中心です。 省エネルギー対策やクルマに関する省CO2をサポートするデータベースの開発、またプロジェクト・コーディネーターとして、環境省の技術開発事業や環境共生住宅のモニタリングによる検証等も行っています。「大学」という中立的な立場から第三者評価機関として評価・検証を行い、有益な情報を広く提供することでWin-Winの関係の構築を目指しています。
その中で見える化システムの開発、スーパー等に対する省エネルギーのコンサルティング、環境法対応を主に行っています。改正省エネ法への対応ということでは、お客様からデータをお預かりして、当社で計算を行い、規定の書類に記入をして、お客様にお返しする、といったことを行います。最近は法対応や省エネに関してセミナー講師をさせていただくことも多いですね。
Q.昨今色々なシーンで「見える化」という言葉を耳にします。御社の事業の「見える化」に関してより詳しく教えて頂けますか?
はい。まず企業向けでは汎用化しているシステムは多くありますが、FC等、多店舗展開している企業様には、同時に全店舗の情報の確認が出来ないなど、利用目的に即していない為に、不便さが残る部分があります。そのような点で、上記の不便さを解消するようカスタマイズして新たなシステム開発を行っています。家庭向けも同様ですね。システムの全体構成を当社で考えて、開発業者に依頼し、開発といった流れになりますね。
Q.コンサルティングを行う先はどのようなところがあるのですか?
省エネルギーが出来る余地が大きい比較的大型の施設です。スーパー、事務所、スポーツクラブ等が多いですね。



